当院は千葉の田舎の小さな動物病院です。地域のホームドクターを目指し、家族の一員としてのペットの生活をサポートしていきます。
仔犬仔猫の飼育に関する相談(些細なことでも)や、老犬・痴呆犬に関する相談等もお受けします。
当院にペットを連れてくる場合には、
・ワンちゃんは必ず首輪とリードを付けてきてください。また院長が腰痛持ちのため、大型犬や、暴れるワンちゃんの診察をお断りする場合があります。
・猫ちゃんは、キャリーケースやゲージに入れて連れてきてください。また暴れる可能性がある場合には大きめの洗濯ネットに入れた上でキャリーケースやゲージに入れて連れてきてください。診察時、極度に暴れた場合、診察が出来ないことがあります。
・手術や麻酔を伴う処置は完全予約制となっています。当日来て、いきなり避妊・去勢手術などは出来ません。
当院の考え方として野良猫に、むやみに餌を与えることは、猫にとって幸せにはならないと考えています。自然豊かな勝浦において、野良猫は自然界で自らの力で獲物を捕り、たくましく生きているのが本来の姿だと考えます。その中で自然と生息数の調整がなされています。むやみに人間が餌を与えれば、栄養状態が良くなり、より多くの子供を産みます。また狩りをすることなく食べ物が得られれば、多くの猫が自然と集まり、その地域での猫の生息密度が高くなります。過密になったことで、猫どうしの接触が増え(喧嘩や性交など)で様々な感染症(疥癬や耳ダニなどの皮膚病や、エイズ・白血病などの不治の感染症も含め)が蔓延してしまうのです。また、増えすぎた猫が原因での地域トラブルの発生も多く見られます。
手を出す(餌を与える)のであればきちんと責任を持って、飼っていただきたい(可能なかぎり屋内で)と思います。
以前「野良猫」と称する猫を連れてきた方がいましたが、10年前から家で餌をあげていて、名前もつけている。でもその人が言うには野良猫・・・猫にしてみたら「10年間食べさせてくれて、名前で呼んでくれ、かわいがってくれていたのに、自分飼われていなかったんですか?」と思ったはずです。餌を与えるのであれば、きちんと飼って欲しいと考えます。
動物医療の高度化にも対応できるように日本動物高度医療センターと提携しています。小規模病院では、今までは診断・治療が難しかった症例でも安心して任せられる体制が整っています。
いろいろな病院に行ってみたけれど分からない、治らない。転院は考えていないけど、セカンドオピニオンとして意見を聞きたい。大学病院や高度先進医療を受けられる病院で診断・治療を受けてみたい(紹介状)。と思っている方もお気軽にご相談下さい。
日本動物高度医療センター:http://www.jarmec.jp/